文部科学省の調べによると(※1)、平成30年度の子ども1人当たりの学校外活動費、つまり学校以外の習い事や塾にかかった費用は、年間で公立小学校が21万4451円、私立小学校が64万6889円でした。   内訳を見ると、塾などの補助学習費が公立で8.2万円、私立で34.8万円、ピアノなど芸術文化活動がそれぞれ3.5万円、9.6万円、スイミングや体操などスポーツ・レクリエーション活動が5.5万円、8.3万円でした。 1年でかなりの金額を子どもの習い事に費やしていることがわかります。   e-ラーニングに関するサービスのさまざまなコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(本社:大阪府吹田市)は、「年末年始の子どもの習い事アンケート」を実施しました(※2)。   昨年話題となった習い事や、今年させたい習い事など聞いていますので、結果を見てみましょう。

2019年話題になった習い事は、「プログラミング教室」と「英会話スクール」

「2019年、保護者間で話題になった習い事はありますか」と尋ねると、「はい」が57%、「いいえ」が43%という結果になりました。保護者の間では習い事が話のネタになることが多いようです。
 
話題になった習い事では、1位が「プログラミング教室」(55)となり、2位は「英会話スクール」(53)で、この2つが以下を20ポイント引き離しました。
 
その他は、「スポーツ系」(33)や「学習塾」(29)などの定番の習い事以外にも、「ユーチューバー・Vチューバ―」(10)という回答も見られました。ユーチューバーは小学生の将来なりたい職業でもさまざまな調査で上位を占めていますが、親も習い事として興味を持ったようです。

2020年新しくさせたい習い事も「英会話スクール」と「プログラミング教室」

「2020年、新しい習い事をさせたいですか(させる予定はありますか)」と質問したところ、「はい」が59%、「いいえ」が41%となり、約6割が新しい習い事をさせたいと回答しています。
 
子どもにさせたい習い事としては、「英会話スクール」(63)、「プログラミング教室」(62)という回答が圧倒的に多い結果となりました。それに続くのが「スポーツ系」(24)、「そろばん塾」(14)でした。
 
スポーツはともかく、昔ながらのそろばんがこの位置に来ているのは面白いですよね。暗算など計算が速くなるからかもしれません。
 
さらに、新しい習い事を検討しているうちの約3割は「英会話スクール」と「プログラミング教室」の両方を習わせたいと考えているようです。2020年の教育改革で、必修化が決まっているプログラミングや英語の人気が高まっていることが伺えます。
 
「なぜその習い事をさせたいのですか(させる予定なのですか)」と聞くと、「将来のためになると思ったから」(83)という回答が最も多く、「2020年の教育改正に向けて」(36)がそれに続きました。
 
今年開始する教育改革だけでなく将来を見据えた上で、子どもたちの習い事を検討しているようです。

将来子どもになってほしいのは「経営者」「プログラマー・ゲームクリエイター」

「将来お子様になってもらいたい職業は何ですか」と聞くと、1位が「経営者」(60)、2位が「プログラマー(SE)・ゲームクリエイター」(39)となりました。
 
サラリーマンより経営者になってもらいたいと考える親が多いようです。また、プログラミングの授業も必修となるように、ITスキルを身につけ、職業にしてほしいと考えていることが伺えます。
 
親世代の子どもの頃の習い事やなりたい職業とは隔世の感があります。子どものやりたいことや適性を考慮し、子どもも楽しんでできるといいですね。
 
【出典】


 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

関連記事