大学卒業までにかかる教育費は1000万円以上と言われています。そのための貯蓄として、以前から学資保険が利用されていました。1000万円貯めるのは容易ではありません。そこで今、早い時期から資産を有効に増やそうと、投資型貯蓄に関心が広がっているようです。   ベビカム株式会社(本社所在地:東京都千代田区)は、妊娠・出産・育児の情報サイト「ベビカム」において、2020年1月、育児中の女性を対象に、貯蓄・投資に関する調査を行いました。イマドキのママのお金に関する意識とは?  

結婚・出産を機に将来のお金を考える人が8割

将来のために必要なお金のことを考えるようになったきっかけを聞いたところ、1位は「結婚後」 (42.0%)で、2位「あなた(もしくはパートナー)の出産後」(20.7%)、3位「あなた(もしくはパートナー)の妊娠後」(18.8%)でした。結婚、出産を機にお金のことを考えるという人が8割以上でした。
 
他には「子どもの入学や進級」(7.1%)、「あなた(もしくはパートナー)の就職や転職」(3.7%)、「親の病気・介護・死別のタイミング」(0.9%)と、人生における転機で将来のお金について考え始めるようですね。
 

育児中のママが最も興味を持っている金融商品は「NISA」。「学資保険」を上回る

次に、各種金融商品のうち、とても興味があるもの、よく知りたいと思うものについて聞きました。結果は、1位「NISA」(28.7%)、2位「学資保険」(27.1%)、3位「医療保険」(25.3%)、4位「iDeCo」(25.0%)、5位「生命保険」(23.9%)、6位「投資信託」(22.9%)、7位「株式投資」(21.5%)、8位「介護保険」(14.4%)の順となりました。
 
「NISA」は、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入した株式や投資信託などの金融商品から得られる利益が非課税になる制度です。
 
今回の調査では、子どもの教育資金として定番の「学資保険」より「NISA」の方が興味が高いという結果となりました。他にもiDeCoや株式投資や投資信託などがランクインしており、育児中のママたちの間で投資型貯蓄への関心が高まっていることが伺えます。低金利時代の今、普通に貯金するより資産を増やすことができますからね。
 

投資商品に関する理解は今ひとつ

それでは、これらの金融商品について、内容をよく理解しているか聞きました。
 
理解度が高い順に並べると、1位「生命保険」(26.9%)、2位「学資保険」(26.9%)、3位「医療保険」(25.5%)、3位「NISA」(10.4%)、4位「投資信託」(9.3%)、5位「株式投資」(8.5%)、6位「iDeCo」(8.2%)、7位「介護保険」(8.2%)となりました。「NISA」や「iDeCo」などは、関心が高いものの、内容を理解している人はまだ少ないようです。
 
子どもの教育資金は、早いうちから少しでも多く貯めておきたいものです。以前は子どもが生まれたら「学資保険」に入ることが多かったのですが、低金利時代となり、「学資保険」への期待値が下がり、投資商品への関心が高まってきていることがわかります。
 
ただし、これらの商品に関する理解はまだまだ低いため、まずは商品のメリットやリスクを把握し、納得いくものを選択するのがよいのではないでしょうか。
 
出典 
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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