本日のマザーズ市場では、アンジェス<4563>や直近IPO(新規株式公開)銘柄が賑わう一方、これまで強い値動きでマザーズ指数をけん引してきた銘柄を中心に利益確定の売りが出た。マザーズ指数は朝方に取引時間中の年初来高値(1067.29pt)を付けたものの、アンジェスの買いが一巡すると下落へ転じた。また、直近IPO銘柄もやや値動きの荒さが目立った。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で2543.60億円。騰落数は、値上がり78銘柄、値下がり238銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、弁護士コム<6027>やSOSEI<4565>が下落。週前半にかけて大きく上昇していたAIinside<4488>は利益確定売りがかさみ、10%の下落となった。また、前日に初値を付けたばかりのコパ<7689>は買いが一巡すると大きく値を崩し、下落率トップとなった。一方、時価総額上位のメルカリ<4385>やアンジェス、売買代金上位の窪田製薬HD<4596>は上昇。アンジェスは新型コロナウイルスワクチンの治験を月内にも始めると発表し、朝方に11%高まで上げ幅を広げた。直近上場のロコガイド<4497>は荒い値動きながら終値ではプラス。また、主力製品がNTTデータ<9613>に採用されたビープラッツ<4381>は買い気配のままストップ高比例配分となり、GMOリサーチ<3695>などのGMO<9449>グループ各社は連日でストップ高を付けた。
 なお、フィーチャ<4052>は上場3日目の本日、公開価格の約9.1倍となる初値を付けた。上昇率は2018年4月のHEROZ<4382>以来の高さ。また、本日マザーズに新規上場したコマースワン<4496>は買い気配のまま初値が付かなかった。