日経平均は反発。23日の米国市場でNYダウは26ドル安と3日続落したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は過去最高値を更新した。時間外取引では半導体大手インテルが決算を受けて急伸し、本日の日経平均も米半導体株高の流れを引き継ぐなどして54円高からスタート。一方で新型肺炎の拡大懸念やこれから発表が本格化する企業決算を見極めたいとの思惑も強く、寄り付き後はマイナスに転じる場面がしばしば見られたものの、半日取引の香港株が小幅ながら反発したことが下支えとなった。

大引けの日経平均は前日比31.74円高の23827.18円となった。東証1部の売買高は9億6545万株、売買代金は1兆8103億円だった。業種別では、不動産業、空運業、陸運業が上昇率上位だった。一方、保険業、証券、海運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の24%、対して値下がり銘柄は71%となった。

個別では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>が小じっかり。前述のとおり東エレク<8035>などの半導体関連株はおおむね堅調で、決算が好感されたディスコ<6146>は3%の上昇。長期経営計画を発表した三菱地所<8802>、業績観測報道が伝わったJSR<4185>なども上げが目立った。また、日鋳鉄管<5612>は水道管更新需要の大きさから関心を集め、ホクシン<7897>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、日本電産<6594>が2%超の下落。通期業績予想の下方修正などを受け、朝高後は売りに押された。アドバンテス<6857>も軟調ぶりが目立ち、ソニー<6758>やファーストリテ<9983>は小安い。決算がネガティブ視されたエイトレッド<3969>、東芝<6502>子会社の架空取引問題に揺れるネットワン<7518>などは東証1部下落率上位に顔を出した。