欧州中央銀行(ECB)は26日、10月開催分の理事会議事要旨を公表した。新型コロナウイルスの感染再拡大などの影響を考慮して、景気下支えのために追加刺激策を実行することでメンバーの意向は一致したとみられる。「10-12月期の国内総生産(GDP)成長に対して、明確なリスクが浮上」、「新型コロナウイルスが需要、供給に長期的な影響を及ぼし、潜在成長率を低下させる可能性を考慮することが重要」などの見解が提示された。
 市場関係者の間からは「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)、長期資金供給オペ(TLTRO)の拡大は想定内」との声が聞かれている。ただ、一部の市場参加者は「新型コロナウイルスの感染流行が終息に向かった場合、ECBは金融緩和策の規模縮小を検討する可能性がある」と指摘している。