2日のニューヨーク外為市場では、ユーロ高・米ドル安が進行し、ユーロ・ドルは2018年4月以来となる1.2119ドルまで買われた。市場関係者の間からは「追加経済対策の早期成立への期待が高まり、安全通貨であるドルの持ち高を減らす動きがみられる」との声が聞かれている。ユーロ高を受けてドル指数は下落している。

 ただ、英国と欧州連合(EU)の通商交渉が妥結する保証はないことから、「ユーロ買い・米ドル売りがさらに増える可能性は低い」、「追加経済対策の年内成立が難しくなった場合、リスク選好的なユーロ買いは縮小し、安全資産であるドルや米国債の買いが強まる」との見方も出ており、ユーロ・ドル相場動向には注意が必要か。