世界最大の魚市場・築地市場で火災 8時間後に鎮火 

 世界最大の魚市場で観光名所でもある東京の中央卸売市場・築地市場で3日午後5時ごろ、火災が発生。約15時間後の翌4日8時に鎮火した。警視庁築地署と東京消防庁は、現場の実況見分を行い、出火原因を調べている。この火災で7棟が燃え、約935平方メートルが全焼した。



 築地署によると、燃えた店舗の多くは営業時間外で、ケガ人は出ていない。しかし、いまだに停電の影響で営業ができなくなっている店も出ている。火災により一時、周辺の約200軒は停電した。



 築地市場は年間約66万トンを扱う世界最大の魚市場。火災現場は、築40年以上の木造やモルタル造の魚屋、レストラン、雑貨販売など400軒近くの古い建物が密集する地域。外国人観光客にも人気の観光スポット。



 火災現場の住民は新唐人テレビの取材に対して、「このような火災が起きるとは想像もしていなかった。でも、普段から防災意識はあって定期的に消火訓練していたのに…(火災は残念)」と語った。



 市場関係者や場外市場店舗の運営者は、早期の営業再開を希望している。寿司屋チェーン大手「すしざんまい」木村清社長も「できるだけ早くに、元の姿に回復するよう願っています」と語った。



 現場近くの築地本願寺では、3日19時から納涼盆踊り大会が予定されていたが、中止となった。



 東京都は、老朽化が指摘されている中央卸売市場としての築地の機能を、最新設備を整えた江東区の豊洲新市場(仮称)に移行する予定だ。移設には、何代も家業として築地市場で商売してきた関係者からは反発の声があがる。こうした声を受けて、6月20日、小池百合子知事は記者会見で「築地は守る・豊洲を活かす」とのスローガンを掲げ、築地市場の跡地の売却を見直し、5年の再開発を経て現地に「食のテーマパーク」を作る計画を明らかにした。



(編集・甲斐天海)







【ニュース提供・大紀元】

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