ユーロ週間見通し:底堅い動きか、ECBの金融政策が手掛かり材料に

■堅調推移、米次期政権の不確実性への懸念でユーロ選好



先週のユーロ・ドルは堅調推移。ユーロ圏のインフレ鈍化に対する警戒感は低下しつつあることや、米次期政権の不確実性に対する懸念が浮上し、米長期金利は弱含みとなったことがユーロ買いにつながった。欧州中央銀行(ECB)の量的緩和策は2018年より縮小するとの思惑が浮上したこともユーロ相場を下支えする一因となった。取引レンジ:1.0454ドル-1.0685ドル。



■やや底堅い展開か、ECB総裁の会見に注目



今週のユーロ・ドルはやや底堅い動きとなりそうだ。19日の欧州中銀(ECB)理事会やドラギECB総裁会見で出口戦略への思惑が広がった場合、ユーロ買いが強まりそうだ。また、20日に発足するトランプ新政権の政策に対する懸念は残されており、ユーロ選好地合いは続く可能性がある。



予想レンジ:1.0500ドル−1.0800ドル



■軟調推移、日米の株安を嫌気して円買い優勢



先週のユーロ・円は軟調推移。リスク回避的なドル売り・円買いが優勢となり、この影響でユーロの対円レートは一時121円20銭まで下落した。ユーロ圏のインフレ鈍化に対する警戒感は低下したが、日米の株安を嫌気した円買いが勝る結果となった。取引レンジ:121円20銭-123円73銭。



■底堅い動きか、ECBの金融政策が手掛かり材料に



今週のユーロ・円は底堅い動きとなりそうだ。欧州中央銀行(ECB)の金融政策が手掛かり材料となる。19日のECB理事会やドラギECB総裁の会見で出口戦略への思惑が広がった場合、ユーロ買いが優勢となり、対円でユートはやや強い動きを見せる可能性がある。



○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント

・16日:11月貿易収支(予想:+240億ユーロ、10月:+201億ユーロ)

・19日:欧州中央銀行(ECB)が金融政策発表(現状維持の予想)



予想レンジ:121円00銭-123円00銭

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