後場に注目すべき3つのポイント〜日経平均は3営業日ぶり反発、マザーズの反転タイミングに市場の関心集まるか

7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



・日経平均は3営業日ぶり反発、マザーズの反転タイミングに市場の関心集まるか

・ドル・円は110円69銭、もみあい、国内勢の買戻しは一服

・値上がり寄与トップはソフトバンクG、同2位は東エレク





■日経平均は3営業日ぶり反発、マザーズの反転タイミングに市場の関心集まるか



日経平均は3営業日ぶりに反発。125.79円高の20078.12円(出来高概算7億5000万株)で前場の取引を終えた。米雇用統計を受けた米株高の流れを受けて、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、日経平均は20000円を回復して始まった。しかし、決算発表がピークを迎えるなかで積極的な売買は手控えられており、日経平均は日中値幅50円弱と、狭いレンジ取引が続いている。



セクターでは輸送用機器、電力ガス、証券、建設、非鉄金属、保険、機械が上昇。半面、水産農林、石油石炭が小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。そんな中、足元で調整がみられているマザーズ指数は小幅に下落しており、個人の需給状況が気掛かりである。



日経平均はもち合いレンジ内での推移であるが、一先ず5日、25日線を突破してきており、25日線が支持線として意識されている。一目均衡表では雲上限を突破し、転換線、基準線もクリアしてきている。この水準で踏ん張りをみせてくるかが注目され、20100円回復等、もう一段の上昇がみられてくるようだと、調整が続いているマザーズ指数の反転が意識されてくるだろう。



決算ピークとはいえ、中小型株の低迷は個人のセンチメントに大きく影響を与えるため、日経平均の底堅さとともに、マザーズの反転タイミングに市場の関心が集まりやすい。



(株式部長・アナリスト 村瀬智一)





■ドル・円は110円69銭、もみあい、国内勢の買戻しは一服



7日午前の東京外為市場で、ドル・円はもみあい。値ごろ感から国内実需筋による買戻しが先行したが、その後は一服した。ドル・円は、前週末NY市場のドル買い・円売りの流れを受け継ぎ、日経平均株価の堅調地合いを背景にドルは110円85銭まで上昇した。ただ、実需の買戻しはその後一巡。



一方、ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先の日本株高継続を見込んだ円売りの流れから、ドルの底堅い値動きは続きそうだ。



12時25分時点のドル・円は110円69銭、ユーロ・円は130円60銭、ポンド・円は144円52銭、豪ドル・円は87円92銭で推移している。



(為替・債券アナリスト 吉池威)





■後場のチェック銘柄



・テノックス<1905>やクリムゾン<2776>などがストップ高

※一時ストップ高・安(気配値)を含みます



・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035>





■経済指標・要人発言



・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁

「7月雇用統計、新たな情報ない」



・コーン米NEC委員長

「米国は恒久的な税制改革が必要」

「今秋に包括的な税制法案を提出したい」

「経済の成長は減税の資金源となる」

「法人税、できる限り低くすることを公約」

「企業が利益を米国に戻すことを望む」

「我々の税制策は企業の海外利益本国送還のインセンティブを含む」





☆後場の注目スケジュール☆



<国内>

・14:00  景気動向指数(6月)



<海外>

・15:00  独・鉱工業生産指数(6月)    5.0%

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