29日のマザーズ先物は前日比13.0pt安の828.0ptとなった。なお、高値845.0pt、安値は827.0pt、取引高は2880枚。本日のマザーズ先物は、東証1部市場では自律反発で上昇がみられる一方、指数インパクトの大きいバイオ関連銘柄群の下落が重しとなり、大きく反落となった。前日の米国市場では、新型コロナウィルスの感染拡大を懸念した売りが和らいだほか、良好な経済指標も好感され、主要株価指数は反発した。為替も1ドル=109円台へと円安基調に戻していたことから、市場心理は改善し、昨日までの間に大きく下落していた銘柄を中心に、東証1部市場では買い戻しの動きがみられた。また、「トランプ米政権が米中間の航空便の運航停止を見送った」と伝わると、一旦上値が重くなった日経平均は再度上げ幅を拡げる展開に。一方、新型コロナウィルスの行く末にまだ不透明感が漂うなか、流動性の低いマザーズ銘柄を積極的に手掛けるほどには個人投資家のセンチメントは改善されていなかったのか、マザーズ市場は上述した東証1部での買い戻しの流れからは置いていかれる形になった。また、JASDAQ市場での医学生物<4557>が大幅下落したことが波及したこともあってか、マザーズ市場でも、指数寄与度の高い主力どころのバイオ関連株が軒並み下落し、マザーズ先物を下押しする格好となった。バイオ関連どころでは、時価総額上位のそーせい<4565>やサンバイオ<4592>が下落したほか、ジーエヌアイグループ<2160>、オンコリス<4588>、ヘリオス<4593>、アンジェス<4563>などが揃って大きく下落した。