日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は12日、休日前の10日比-1.66pt(下落率9.23%)の16.31ptと低下した。なお、高値は17.63pt、安値は16.31pt。前日の米国市場では、新型肺炎への楽観的ムードが相対的に強まる一方で、パウエル議長の発言から今後の利下げ期待が高まらなかったことなどもあり、主要3指数は高安まちまちとなった。そうした中、米SOX指数の上昇を受けた値がさハイテク株の上昇や、傘下のスプリントのTモバイルUSとの合併が容認されたと報じられたソフトバンクG<9984>の大幅上昇を受けて、日経225先物は200円超上昇した。新型肺炎に対する懸念は依然として燻るも、大型株の上昇が投資家センチメントを改善させる格好で市場心理は冷静さを保ち、日経VIは低下し、本日の最安値で引けた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴も持っています。