20日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円91銭から111円51銭まで上昇して110円88銭で引けた。新型肺炎が蔓延する前、米国の2月中古住宅販売件数が予想を上回り13年ぶり高水準となったことや米連邦準備制度理事会(FRB)が資産購入規模をさらに拡大させるとの報道など各国の財政・金融刺激策拡大を好感しドル買い・円売りが優勢となった。しかし、引けにかけて、主要金融都市であるニューヨーク州が外出禁止令を発令すると景気先行き見通しが悪化し、ドル売り・円買いが再燃した。



ユーロ・ドルは、1.0760ドルから1.0638ドルまで下落して1.0699ドルで引けた。欧州連合(EU)が欧州の2020年のリセッションは2009年に匹敵する可能性もあると悲観的な見通しを示したことが嫌気されユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は117円90銭から119円30銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.1934ドルまで上昇後、1.1556ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9796フランから0.9901フランまで上昇した。