日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は30日、前日比-1.96pt(下落率5.87%)の31.39ptと低下した。なお、高値は32.72pt、安値は29.37pt。原油価格の反発や新型コロナウイルス治療薬として期待されている米ギリアド社のレムデシビルの臨床試験で肯定的な効果が確認されたことを好感し、前日の米国市場では主要株価指数が大きく上昇していた。この流れを受けて、日経平均は節目の20000円を軽く超える20105.68円からスタートし、後場に入ってからは高いところで600円近くまで上げ幅を広げる場面がみられた。こうした背景から、リスクオンムードが強まると同時に市場の不安心理は後退し、日経VIは安値では30ptを切るなどして大きく低下した。



【日経平均VIとは】

日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴も持っています。