30日のマザーズ先物は前営業日比17.0pt高の767.00ptと大幅に続伸して終了した。高値780.0pt、安値は766.0pt。取引高は3964枚。

本日のマザーズ先物は、新型コロナウイルスの治療薬に対する期待から投資マインドが改善し、買いが優勢となった。前日の米国市場は、米バイオ医薬メーカー、ギリアド・サイエンシズが「新型コロナウイルス治療薬の治験で有効性を示した」と発表したことなどが好感され、NYダウは大幅に反発した。この流れを背景に、日経平均も3月6日以来約2カ月ぶりに2万円の大台を回復するなど、リスクオンの動きを映して、マザーズ先物にも買いが膨らんだ。市場では「新型コロナの治療薬への期待感から東京市場でも大阪大学とワクチン開発を進めるアンジェス<4563>に注目が集まった」との声が聞かれ、アンジェス株の上昇が他のバイオ関連株にも波及したこともマザーズ先物高に寄与したとみられる。市場では「個人の投資家の中小型株物色は旺盛で、この流れは目先続く可能性が高い」とみているが、連休の谷間とあって積極的に買い上がる雰囲気にはつながらず、買い一巡後は上値の重い展開となっていた。本日のマザーズ市場では、個人投資家などの目先筋の注目が続いたアンジェス<4563>が前営業日比280円(+23.16%)高の1489円と大幅に続伸し、イーエムネットジャパン<7036>も前営業日比300円(+22.56%)高の1630円とストップ高まで買われた。また、自社株買いなどが評価されたアズーム<3496>が前営業日比400円(+21.74%)高の2240円、休日前にストップ高を演じた流れを引き継いだHMT<6090>も前営業日比150円(+20.49%)高の882円、吉本興行との業務提携が好感されたUUUM<3990>も前営業日比400円(+20.03%)高の2397円といずれも制限値幅いっぱいまで買い進まれた。また、Aiming<3911>、ブランジスタ<6176>、富士マガ<3138>などが15%超の上昇を演じた。