■NY株式:NYダウ288ドル安、雇用や消費関連経済指標の悪化を嫌気



米国株式相場は反落。ダウ平均は288.14ドル安の24345.72ドル、ナスダックは25.16ポイント安の8889.55ポイントで取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が過去6週間で3000万件に達したほか、3月個人消費支出(PCE)は過去最大の落ち込みを記録するなど悲惨な結果となり投資家心理が悪化、下落して寄り付いた。その後も緩やかに下げ幅を拡大し、終日軟調推移となった。セクター別では自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが大きく下落した一方、小売りや家庭・パーソナル用品が上昇した。



ファーストフードのマクドナルド(MCD)は、第1四半期決算で減収減益を発表し下落。短文投稿サービスのツイッター(TWTR)は、1-3月期決算で最高財務責任者(CFO)が広告収入の低迷が続くことを警告し下落した。一方、ソフトウェアメーカーマイクロソフト(MSFT)は、第1四半期の売り上げが急増したほか、今期も新型ウィルスの影響は限定的との楽観的な見通しが好感され上昇。ソーシャルネットワーキングのフェイスブック(FB)も昨日引け後に発表された1-3月期決算を好感し上昇した。



引け後に発表されたオンライン小売のアマゾン(AMZN)の1-3月決算では、一株利益が予想を下回り時間外取引で下落している。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:ECBが政策金利据え置き、ユーロ続伸



4月30日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円45銭まで下落後、107円50銭まで上昇して107円23銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が過去6週間で3000万件に達したほか、3月個人消費支出が過去最大に落ち込んだためドル売りが優勢となった。その後、米債利回りが上昇に転じたことに連れてドル買いが強まった。



ユーロ・ドルは1.0833ドルまで下落後、1.0972ドルまで上昇して1.0954ドルで引けた。月末需要に加え、欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利を据え置いたほか、一部で期待されていたパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の拡大や無制限の国債購入を見送ったため、ユーロのショートカバーが強まったと見られる。ユーロ・円は115円58銭まで下落後、117円78銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2476ドルまで下落後、1.2643ドルへ上昇した。ドル・スイスは0.9748フランまで上昇後、0.9639フランまで下落した。





■NY原油:大幅続伸で18.84ドル、需給改善への期待高まる



NY原油先物6月限は大幅続伸(NYMEX原油6月限終値:18.84 ↑3.78)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+3.78ドルの1バレル=18.84ドルで取引を終えた。取引レンジは15.45ドル−19.44ドル。4月30日のアジア市場(時間外取引)では15.45ドルから上昇を続けており、ニューヨーク市場でも底堅い動きを見せた。通常取引終了後に19.44ドルまで一段高となった。大幅な追加減産による需給改善への期待や外出制限が緩和されつつあることが原油先物を押し上げた。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  24.05ドル   -0.73ドル(-2.95%)

モルガン・スタンレー(MS) 39.43ドル   -1.36ドル(-3.33%)

ゴールドマン・サックス(GS)183.42ドル  -6.61ドル(-3.48%)

インテル(INTC)        59.98ドル   -1.82ドル(-2.94%)

アップル(AAPL)        293.80ドル  +6.07ドル(+2.11%)

アルファベット(GOOG)    1348.66ドル +7.18ドル(+0.54%)

フェイスブック(FB)     204.71ドル  +10.52ドル(+5.42%)

キャタピラー(CAT)      116.38ドル  -3.68ドル(-3.07%)

アルコア(AA)         8.15ドル   -0.52ドル(-6.00%)

ウォルマート(WMT)      121.55ドル  -2.05ドル(-1.66%)