1日のドル・円は、東京市場では107円41銭から106円93銭まで下落。欧米市場でドルは106円61銭まで続落した後、107円08銭まで反発し、106円91銭で取引終了。





本日4日のドル・円は、主に106円台後半で推移か。新たなドル買い材料が提供されない場合、リスク選好的なドル買いは抑制される可能性がある。





報道によると、ポンペオ米国務長官は3日、米ABCの政治番組に出演し、「中国・武漢にある研究所が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の発生源とする大きな証拠がある」と発言した。トランプ米大統領も「新型コロナウイルスのパンデミックの原因は中国にある」との見方を示しており、新たな対中制裁関税発動の可能性が浮上している。トランプ大統領は1日、「われわれが署名した通商合意によって中国は実際に多くの米国産品を購入しているが、新型コロナウイルスで起きたことを優先すべきで、通商合意は二の次になった」、「コロナウイルスを巡る状況は全く受け入れられない」と発言している。





市場関係者の間からは「ウイルス感染拡大の原因を巡って米中が対立した場合、世界経済の持続的な回復は阻害される可能性がある」、「金融市場の不確実性は大幅に高まる」との声が聞かれており、この問題について中国側がどのような対応を見せるのか、慎重に見極める必要がありそうだ。