本日のマザーズ先物は、前日の米国株安などを背景に買い見送りムードが強まりそうだ。前日の米国市場は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気の大幅な悪化への警戒感などから、NYダウは反落した。この日、朝方に発表された4月のオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用報告では、非農業部門の民間就業者数が前月比2023万6000人減と、記録的な減少幅となったことなどが嫌気され、NYダウは3日ぶりに反落した。また、トランプ米大統領が6日、米中貿易協議の「第1段階の合意」による合意事項について、中国側が順守しているか否かを今後1〜2週間で発表できると説明したことで、米中対立が激化することへの懸念も売りにつながった。シカゴの日経225先物も下落しており、日経平均の続落スタートが想定されることも買い見送り気分を強めそうだ。一方、連休前のマザーズ市場では、アンジェス<4563>が10連騰を演じるなどバイオ関連株の堅調地合いが続いており、この流れが続くなら、売り一巡後は押し目を拾う動きに繋がりそうだ。また、新型コロナによる業績への影響が比較的軽微なマイクロソフトやアップルなどハイテク大手に買いが集まっており、市場では「テレワークなどIT関連株への買いにつながる可能性もあるだけに、マザーズ先物への押し目買いも想定される」との指摘も聞かれ、売り一巡後は下げ渋る場面も見込まれよう。上値のメドは770.0pt、下値のメド750.0ptとする。