米労働省が発表した4月失業率は14.7%と、1930年代の大恐慌以降で最高に達した。予想16.0%は下回った。非農業部門雇用者数は前月比‐2050万人と、減少幅は過去最大を記録。予想-2200万人ほどは減少しなかった。3月分は−87万人と、-70.1万人から下方修正された。



4月平均時給は前月比+4.7%、前年比+7.9%と、それぞれ予想の+0.4%、+3.3%を上回り、伸びは過去最大。労働参加率は60.2%と1973年来で最低。不完全雇用率(U6)は22.8%と過去最高水準となった。



悲惨な結果ながら予想ほど落ち込まなかったため米国債は反落。ドルもショートカバーが優勢となった。米10年債利回りは0.60%から0.67%まで上昇。ドル・円は106円38銭まで下落後、106円70銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0852ドルまで上昇後、1.0825ドルまで下落した。



【経済指標】

・米・4月非農業部門雇用者数:前月比‐2050万人(予想:-2200万人、3月:−87万人←-70.1万人)

・米・4月平均時給:前年比+7.9%(予想:+3.3%、3月:+3.3%←+3.1%)

・米・4月失業率:14.7%(予想:16.0%、3月:4.4%)