8日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円28銭まで下落後、106円75銭まで上昇して106円66銭で引けた。米4月雇用統計で失業率が戦後最高、雇用者数も過去最大の減少を記録した最悪の結果となり、ドル売りが強まった。その後、今後は経済活動の再開にともない改善するとの期待が広がり、最悪期は脱したとの見方からドル買いが優勢となった。ライトハイザーUSTR代表、ムニューシン米財務長官、中国の劉鶴副首相がパンデミック後初めて電話協議を行ったため米中関係悪化懸念が後退したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が資金調達市場の安定に伴い国債購入ペースを減速する計画を発表すると米債利回り上昇に伴いドル買いが一段と強まった。



ユーロ・ドルは1.0815ドルまで下落後、1.0876ドルまで上昇して1.0840ドルで引けた。ユーロ・円は115円27銭から115円74銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2357ドルまで下落後、1.2467ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9732フランまで上昇後、0.9681フランまで下落した。