26日のドル・円は、東京市場では107円24銭から106円94銭まで下落。欧米市場でドルは106円80銭から107円36銭まで反発し、107円22銭で取引終了。



本日29日のドル・円は、主に107円台で推移か。ウイルス感染の再拡大や欧米株安を意識して、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。



新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒して6月26日のニューヨーク市場では、株安・債券高・ドル高の相場展開となった。ウイルス感染の再拡大によって欧米諸国などの景気回復に遅れが生じることを警戒して主要国の株式が大幅安となった場合、投資家のリスク許容度は一段と低下し、安全通貨としての米ドルの需要は再び強まるとの見方が出ているようだ。



現時点で米ドルに対する市場の信認は特に損なわれていないことや、米金融当局がマイナス金利を導入する考えはないことも、ドルの需要を高める要因とみられる。米国の多くの州で経済活動を抑制する措置が講じられた場合、安全逃避の目的でドルや米国債を買う動きは広がる可能性がある。