■NY株式:NYダウ580ドル高、ボーイングがけん引



米国株式相場は反発。ダウ平均は580.25ドル高の25595.80ドル、ナスダックは116.93ポイント高の9874.15ポイントで取引を終了した。全米でウイルス感染が急増していることを受けて朝方は概ね前日終値の水準で寄り付いたものの、航空機メーカーのボーイングが大きく上昇し相場をけん引した。また、ハイテク大手にも買いが広がり引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。セクター別では、資本財、耐久消費財・アパレルが大きく上昇した。



航空機メーカーのボーイング(BA)は米連邦航空局(FAA)が2度の墜落事故で運航停止となっている737MAX機について、複数の修正に関する安全性評価の審査が完了し試験飛行を開始したことが好感され急伸。また、航空会社、サウスウェスト航空(LUV)はゴールドマンサックスが目標株価や投資判断を「売り」から「買い」に引上げ急伸した。また、化粧品会社コティ(COTY)はリアリティ番組スターの化粧品ブランドの株式20%取得を発表し急伸。一方、ビヨンドミート(BYND)はバークレイズによる投資判断引き下げが嫌気され急落した。



シェール大手のチェサピーク・エナジー(CHK)は28日、ウイルスパンデミックなどが影響した原油安で経営が悪化し、連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを申請した。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:ドル・円は強含み、米製造業関連指標などが市場予想を上回る



29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円25銭から107円88銭まで上昇して107円57銭で引けた。米国の5月中古住宅販売成約指数が予想を上回り過去最大の伸びを記録したほか、6月ダラス連銀製造業活動指数も予想を大幅に上回ったことが好感されドル買いが優勢となった。



ユーロ・ドルは1.1287ドルまで上昇後、1.1220ドルまで下落し1.1243ドルで引けた。ドイツの6月消費者物価指数速報値が予想外に上昇しユーロ買いが優勢となったのち、良好な米国の経済指標を受けたドル買いに反落。ユーロ・円は121円36銭まで上昇後、120円87銭まで反落した。ポンド・ドルは1.2331ドルから1.2252ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9450フランから0.9525フランまで上昇した。安全通貨としてのフラン買いが後退。





■NY原油:反発で39.70ドル、欧米株高などを意識した買いが入る



NY原油先物8月限は反発(NYMEX原油8月限終値:39.70 ↑1.21)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+1.21ドルの1バレル=39.70ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは37.50ドル−39.89ドル。29日のアジア市場で37.50ドルまで下げたが、まもなく反転。欧米株式の反発を意識してニューヨーク市場で39.89ドルまで買われた。イラン検察当局は29日、トランプ米大統領を含む36人の逮捕状を取得したとの報道も材料視されたようだ。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  23.39ドル   +0.24ドル(+1.04%)

モルガン・スタンレー(MS) 47.24ドル   +0.19ドル(+0.40%)

ゴールドマン・サックス(GS)193.47ドル  +4.28ドル(+2.26%)

インテル(INTC)        58.27ドル   +0.77ドル(+1.34%)

アップル(AAPL)        361.78ドル  +8.15ドル(+2.30%)

アルファベット(GOOG)    1394.97ドル +35.07ドル(+2.58%)

フェイスブック(FB)     220.64ドル  +4.56ドル(+2.11%)

キャタピラー(CAT)      125.25ドル  +2.86ドル(+2.34%)

アルコア(AA)         10.99ドル   +0.06ドル(+0.55%)

ウォルマート(WMT)      119.06ドル  +0.74ドル(+0.63%)