10日の米国長期債相場は弱含み。米国株高を意識して長期債の買いは縮小した。米国内で新型コロナウイルスの新規感染者は日々増加しているものの、治療薬を巡る楽観的な見方が広がったことが米国株式の上昇につながり、債券利回りの低下を阻む要因となった。この日発表された6月生産者物価コア指数は前年比+0.1%にとどまり、物価上昇率は市場予想を下回ったが、債券市場で目立った反応は確認されなかった。「ウイルス感染が拡大しても経済封鎖的な措置が再導入される可能性は低い」との見方が広がっていることも意識されたようだ。10年債利回りは、0.570%近辺まで低下した後、反転し、取引終了時点にかけて0.645%近辺まで上昇した。



イールドカーブはスティープニング気配で推移。2年−10年は49.50bp近辺、2年-30年は118.70bp近辺で引けた。2年債利回りは0.15%(前日比:0bp)、10年債利回りは0.64%(同比:+3bp)、20年債利回りは1.11%(同比:+2bp)、30年債利回りは1.34%(同比:+3bp)で取引を終えた。