14日のドル・円は、東京市場では107円37銭から107円12銭まで下落。欧米市場でドルは107円43銭から107円16銭まで下落し、107円24銭で取引終了。



本日15日のドル・円は、主に107円台前半で推移か。米国株高を意識して、リスク回避的な円買いはやや抑制される可能性がある。



14日のニューヨーク市場では、米国の主要株価指数が強い動きを見せた。米国政府による大規模な経済支援策は長期間維持されるとの思惑が浮上したことや、新型コロナウイルスのワクチン開発の進展が株高の要因となったようだ。また、金融当局者の発言も材料視された。ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事は、「金融政策は追加支援にシフトする必要が出てくる」と指摘し、セントルイス地区連銀のブラード総裁は「FRBの政策は現行の大規模緩和維持を予想」、「一段の財政支援を予想」との見方を示している。



市場関係者の間からは「ウイルスの感染流行が終息してもFRBのバランスシートはさらに拡大する可能性がある」との声が聞かれているが、バランスシートの大幅な拡大によって金融政策の柔軟性がひどく損なわれるリスクも懸念されている。