■NY株式:NYダウ236ドル高、ISM製造業指数の改善を好感



米国株式相場は続伸。ダウ平均は236.08ドル高の26664.40ドル、ナスダックは157.52ポイント高の10902.80ポイントで取引を終了した。政府の2兆ドル規模の追加財政策がいずれ成立するとの期待から、上昇して寄り付いた。7月ISM製造業景況指数が予想以上の改善を示したほか、ハイテク株が引き続き牽引し、上げ幅を拡大する展開となった。ナスダック総合指数は過去最高値を更新。セクター別では、ソフトウェアサービスや自動車・自動車部品が上昇した一方、不動産、公益事業が下落した。



ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)は中国の動画アプリ、ティックトックの米国事業買収を協議中であることを認め上昇。石油・天然ガス開発のマラソン・ペトロリアム(MPC)はガソリンスタンド部門「スピードウェイ」を210億ドルでセブン&アイ・ホールディングス傘下のセブンイレブンに売却したと発表し上昇した。また、製薬会社のイーライリリー(LLY)は、同社開発の抗体治療薬の第3段階治験開始を発表し上昇。警備会社大手のADT(ADT)は、検索サイトのグーグルが同社株式6.6%を取得し4.5億ドルの出資を発表し急伸。グーグルを傘下に置くアルファベット(GOOG)は下落した。消費財のクロロックス(CLX)は第4四半期決算が予想を上回ったが、今後の需要鈍化を警告したため下落。



トランプ大統領はマイクロソフトによる中国のティックトックの米国事業買収に関して、9月15日までに売却に至らない場合、米国内での営業を停止すると発表した。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:7月ISM製造業景況指数改善で回復期待高まる



3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円47銭まで上昇後、105円91銭まで反落し、105円95銭で引けた。米7月ISM製造業景況指数が予想以上に改善し、2019年3月以来の水準を記録したことから、米景気見通しは改善しドル買いに拍車がかかった。その後、利食い売りでドルはやや伸び悩んだ。



ユーロ・ドルは1.1696ドルまで下落後、1.1768ドルまで上昇して1.1764ドルで引けた。ユーロ圏の7月製造業PMIが予想外に上方修正され、域内の景気見通しが改善し底堅い展開となった。ユーロ・円は124円32銭から124円81銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3005ドルまで下落後、1.3079ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9241フランまで上昇後、0.9173フランまで下落した。





■NY原油:続伸で41.01ドル、7月ISM製造業景況指数は予想以上の改善



NY原油先物9月限は続伸(NYMEX原油9月限終値:41.01 ↑0.74)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+0.74ドルの1バレル=41.01ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは39.58ドル−41.24ドル。3日のアジア市場で39.58ドルまで下落したが、7月ISM製造業景況指数の予想以上の改善や株高を意識した買いが入ったことで一時41.24ドルまで買われた。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  24.99ドル   +0.11ドル(+0.44%)

モルガン・スタンレー(MS) 49.46ドル   +0.58ドル(+1.19%)

ゴールドマン・サックス(GS)199.39ドル  +1.43ドル(+0.72%)

インテル(INTC)        48.30ドル   +0.57ドル(+1.19%)

アップル(AAPL)        435.75ドル  +10.71ドル(+2.52%)

アルファベット(GOOG)    1474.45ドル -8.51ドル(-0.57%)

フェイスブック(FB)     251.96ドル  -1.71ドル(-0.67%)

キャタピラー(CAT)      131.78ドル  -1.10ドル(-0.83%)

アルコア(AA)         13.68ドル   +0.68ドル(+5.23%)

ウォルマート(WMT)      129.30ドル  -0.10ドル(-0.08%)