25日の日経平均は反発。116.80円高の23204.62円(出来高概算12億7479万株)で取引を終えた。下値不安が強まっていた米国市場がひとまず反発をみせたこともあり、これが安心感につながる格好となり、日経平均は前日の下落部分を埋める展開に。前場半ばに23272.67円まで上昇した後は週末要因もあって次第にこう着感が強まっている。ただし、終日23000円を上回っての推移が続いたほか、前日に利益確定の流れが強まっていたマザーズ銘柄が反発をみせたこともあり、こう着ながらもセンチメントを明るくさせていた。



東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは倉庫運輸、ガラス土石、輸送用機器、鉱業、小売、電力ガスが堅調。半面、空運、精密機器、保険、海運、陸運、石油石炭が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>、ソフトバンクG<9984>が堅調。一方で、アドバンテスト<6857>、オリンパス<7733>、京セラ<6971>が小安い。



日経平均は狭いレンジでの取引となったが、週末要因もあって大きくポジションは取りづらいことから見れば、相当底堅い相場展開といったところであろう。グローベックスの米株先物が堅調に推移していたほか、アジア市場も底堅い値動きだったことも安心感につながったようである。また、需給妙味の大きい銘柄の一角がリバウンド基調を強めており、ショートカバーの動きもあったと考えられる。



来週は週初が9月末の配当権利取り最終日となり、翌日の配当落分は約145円程度とみられている。現在の水準での底堅さが続くようであれば、配当落ち分を考慮しても23000円処が支持線として強く意識されやすいだろう。新政権による政策期待も引き続き材料視されており、政策に関連する銘柄への循環的な物色も続くとみられる。日経平均は足元でのもち合いレンジを大きく上放れてくる展開は考えづらいところであるが、押し目買い意欲の強さが意識されやすいだろう。