■NY株式:NY株式:NYダウ173ドル安、ナスダック総合指数は過去最高値更新



米国株式相場はまちまち。ダウ平均は173.77ドル安の29872.47ドル、ナスダックは57.62ポイント高の12094.40ポイントで取引を終了した。ダウは史上最高値付近から感謝祭の休日を控え利益確定の売りが優勢となったほか、週次の失業保険申請者数が予想外に増加したため景気回復への懸念も再燃し、寄り付きから下落。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では速やかな追加緩和の可能性が示唆されなかったことも手伝い終日軟調に推移した。ハイテク株から景気循環株の買い替えも後退し、ナスダック総合指数は史上最高値を更新。セクター別では、小売り、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。



百貨店のノードストーム(JWN)は第3四半期の売り上げが予想を上回り急伸。ソフトウェアのスラック・テクノロジー(WORK)は、企業向けソフトウェア会社セールスフォース(CRM)が同社の買収に向けた交渉をしていると報じられ急伸。セールスフォースは下落した。小売りのギャップ(GPS)は第3四半期決算が予想を下回り急落。自動車のフォード(F)やアウターウェア販売のカナダ・グース(GOOS)はアナリストの投資判断引き下げが嫌気されそれぞれ下落した。



FRBの高官は、公表したFOMC議事要旨(11月4-5日開催分)の中で、経済の回復が予想より速いが、ウイルスの再燃や財政刺激策の欠如が下方リスクになると指摘した。



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■NY為替:NY為替:米長期金利下げ渋りでドル売り一服



25日のニューヨーク外為市場でドル・円は下げ渋り。一時104円26銭まで下落したが、104円47銭まで戻し、104円46銭で引けた。失業保険申請者数が2週連続で増加したことから、ドル売りが一時優勢となった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨内容は予想ほどハト派寄りではなく、米長期金利は下げ渋ったことから、ドル売りは一段落した。



ユーロ・ドルは1.1889ドルから1.1926ドルまで上昇し、1.1917ドルで引けた。「メルケル独首相は部分的な規制を延長し、強化することを提案する計画」との報道でユーロ売りが一時再燃。ユーロ・円は124円15銭まで弱含んだのち、124円51銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3327ドルから1.3393ドルまで上昇。グレン英財務省経済長官は「合意ない離脱に向けて取り組んでいない」と主張し、英国と欧州連合(EU)の合意期待にポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9113フランから0.9078フランまで下落した。





■NY原油:NY原油:続伸で45.71ドル、需給悪化の懸念和らぐ



NY原油先物1月限は続伸(NYMEX原油1月限終値:45.71 ↑0.80)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+0.80ドルの1バレル=45.71ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは44.73ドル−46.26ドル。世界経済の早期正常化への期待が広がっており、欧米株高は一服したが、需給悪化の懸念は和らいでいることから、一時46.26ドルまで一段高となった。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  29.03ドル   +0.05ドル(+0.17%)

モルガン・スタンレー(MS) 63.48ドル   -0.12ドル(-0.19%)

ゴールドマン・サックス(GS)236.54ドル  -0.96ドル(-0.40%)

インテル(INTC)        47.05ドル   +0.04ドル(+0.09%)

アップル(AAPL)        116.03ドル  +0.86ドル(+0.75%)

アルファベット(GOOG)    1771.43ドル +2.55ドル(+0.14%)

フェイスブック(FB)     275.59ドル  -1.33ドル(-0.48%)

キャタピラー(CAT)      174.63ドル  -2.27ドル(-1.28%)

アルコア(AA)         20.37ドル   -0.45ドル(-2.16%)

ウォルマート(WMT)      151.83ドル  +0.47ドル(+0.31%)