3日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円80銭へ弱含んだのち107円15銭まで上昇して引けた。

米2月ADP雇用統計や2月ISM非製造業景況指数が予想を下回り利回りが伸び悩んだためドル買いが一服。しかし、一部の州がパンデミック対策の規制解除を発表したほかワクチン普及加速で回復期待を受けた長期債利回りの上昇に伴うドル買いや、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、全米の経済活動がほとんどの地区で緩やかに拡大したことが明らかになったことを受けたドル買いに底堅く推移した。




ユーロ・ドルは1.2043ドルまで下落後、1.2080ドルまで上昇して引けた。
欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、利回り曲線の動向が「非常に穏やか」との見解を示したほか、独連銀のバイトマン総裁も、今のところ利回りの上昇は「懸念ではない」としたため、ECBが利回り上昇を抑制する対策を講じるとの思惑が後退し買戻しが優勢となった。



  


ユーロ・円は128円74銭まで下落後、129円25銭まで上昇。


  


ポンド・ドルは1.3920ドルまで下落後、1.3991ドルまで上昇した。スナク財務相が2021年度の予算案を発表、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた経済を支援する目的で講じた緊急減税措置の延長や、追加で今年と来年に650億ポンド拠出する計画を発表し底堅い展開。





ドル・スイスは0.9167フランから0.9196フランまで上昇した。








[経済指標]
・米・2月ADP雇用統計:+11.7万人(予想:+20.5万人、1月:19.5万人←+17.4万人)
・米・2月サービス業PMI改定値:59.8(予想:58.9、速報値:58.9)
・米・2月総合PMI改定値:59.5(速報値:58.8)
・米・2月ISM非製造業景況指数:55.3(予想:58.7、1月:58.7)