桑山---2018年3月期1Qは市場の衰勢から減収減益も、海外製造拠点の生産能力拡大実現

桑山<7889>は8日、2018年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績を発表した。売上高が前年同期比16.8%減の70.27億円、営業利益が同80.4%減の0.64億円、経常利益が同57.9%減の1.11億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同66.1%減の0.59億円となった。



当四半期においては、国際的なダイヤモンド市場の低迷と、中国での経済成長減速に影響された同地域での宝飾市場の停滞から、海外市場に於ける同社のダイヤモンド素材販売が大幅に減少した。国内市場でも、ダイヤモンド素材販売やブライダルジュエリーの販売が減少し、当四半期での売上高は減少となった。しかしダイヤモンド素材販売は、コモディティ的な性格から売上総利益への影響は限定的であった。



一方、製造面ではタイ、中国の海外製造拠点での生産能力拡大が計画どおり実現し、今期のクリスマス商盛期に向けての受注体制が整備できた。しかし、能力拡大にともなう海外製造拠点での経費増から、当四半期での販売管理費の減少は僅かに留まり、結果的に当期営業利益の大幅な減少となった。



2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比1.6%増の380.00億円、営業利益が同1.4%増の13.00億円、経常利益が同18.8%減の12.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.0%増の7.20億円、と5月11日発表の通期連結業績予想通りで修正はない。



消費回復の遅れによる国内宝飾市場の伸び悩みとそれに伴う小売店の在庫調整がやや懸念される。しかし、タイ工場ならびに中国2工場での製造能力増強と3D技術を利用したスピーディで高精度な製品開発力によって、競争力は着実に高まってきており、今後の収益力向上につながると見込まれる。また、通期との比較で、例年第1四半期は売上・利益の発生比率が最も低く、販売管理費は各四半期でほぼ一定比率での発生となるため、今後、四半期毎に徐々に売上・利益の比率が上昇すると見込んでいる。

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