ハウスコム Research Memo(7):2020年3月期も増収増益予想。新規出店+不動産テックによる生産性向上推進

■今後の見通し



● 2020年3月期通期の業績予想

ハウスコム<3275>の2020年3月期通期の業績(単体)は、営業収益で前期比5.5%増の12,236百万円、営業利益は同1.5%増の1,161百万円、経常利益で同3.3%増の1,394百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同2.9%増の917百万円と増収増益を予想する。達成すれば7期連続の増収増益となる。



営業収益に関しては、新規出店及び店舗競争力の強化、収益源の多様化の推進により着実な成長を狙う。新規出店は12店舗(前期は14店舗)を計画している。費用面では、人員51人増を計画する。不動産テックの活用により生産性を高める仕組みが構築できており、1人当たり売上高(単体)は9.8百万円/人(2015年3月期)から11.7百万円/人(2019年3月期)に上昇してきた。今後も継続して生産性向上を追求する方針だ。



同社は、2020年3月期より連結決算に移行する。2020年3月期通期の連結業績予想は、営業収益で13,034百万円、営業利益は1,171百万円、経常利益で1,404百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で924百万円である。2020年3月期上期の業績予想においては、連結の各利益が単体の各利益よりも低くなっている。連結子会社となったハウスコムテクノロジーズ(旧ジューシィ出版)は、不動産分野の広告事業を主体に行うため、転居シーズン(1月−3月)に売上高、利益が集中する傾向が強く、一方で上期(4月−9月)は連結業績にマイナスの影響を及ぼすことが予想される。通期の連結決算は、単体より利益を稼ぐ予想であるため、季節変動の大きな事業を連結したと理解したい。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)


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