アドバネクス<5998>は10日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.0%増の159.05億円、営業利益が同105.7%増の1.13億円、経常利益が同83.6%減の0.15億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.79億円(前年同期は0.71億円の損失)となった。



日本の売上高は前年同期比2.6%増の63.76億円、損失幅が圧縮されセグメント損失は0.22億円(前年同期は1.20億円の損失)となった。OA機器向けが低迷したが、自動車向けが堅調に推移した。



米州の売上高は前年同期比3.3%増の18.80億円、メキシコ工場の自動車向け生産ラインが一部稼働したことに伴い損失が圧縮され、セグメント損失は2.20億円(前年同期は2.64億円の損失)となった。住設・インフラ向けが減少したが、医療向けが順調に拡大した。



欧州の売上高は前年同期比4.4%増の15.65億円、チェコ工場の立上げコストが嵩みセグメント利益は同42.0%減の0.51億円となった。航空機向けが好調に推移した。



アジアの売上高は前年同期比2.2%減の60.82億円、インド工場の立上げコストが嵩みセグメント利益は同9.3%減の3.19億円となった。米中貿易摩擦の影響により中国の事業が低調だった。



2020年3月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比0.2%増(前回予想比4.1%減)の210.00億円、営業利益が同260.8%増(同27.3%減)の2.40億円、経常利益が同29.5%増(同65.4%減)の0.90億円、親会社株主に帰属する当期純損失が1.50億円としている。