極東貿易<8093>は7日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.9%減の437.94億円、営業利益が同4.3%減の4.97億円、経常利益が同54.8%減の4.97億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同60.9%減の2.84億円となった。



基幹産業関連部門の売上高は前年同期比3.73億円増の133.27億円、セグメント損失は1.98億円となった。重電設備事業で大口案件の納入が早まったことに加え、検査装置事業で大手自動車メーカー向けリニューアル・メンテ事業が好調に推移した。



電子・制御システム関連部門の売上高は前年同期比6.28億円減の78.32億円、セグメント利益は同0.89億円増の1.30億円となった。計装システム事業は台風被害等により落ち込み、航空電子事業でも前年同期のような大型案件がなかったものの、電子機器事業の半導体関連品が好調に推移した。



産業素材関連部門の売上高は前年同期比7.06億円増の117.86億円、セグメント利益は同0.22億円増の2.73億円となった。樹脂塗料事業でインド向け塗装設備の案件が収益に貢献したほか、複合材料事業で国内複合材料や輸出向け副資材が好調に推移した。



機械部品関連部門の売上高は前年同期比8.44億円減の108.48億円、セグメント利益は同2.00億円減の2.93億円となった。連結子会社ヱトーのねじ関連事業は、米中貿易摩擦による中国市場の停滞と台風による減産の影響があった。また、連結子会社サンコースプリングのばね関連事業も、車載アクセサリー用定荷重ばねで対象車種の生産計画の遅れがあった。



2020年3月期通期については、売上高が前期比2.9%減の660.00億円、営業利益が同7.4%減の10.00億円、経常利益が同45.6%減の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.4%減の8.50億円とする2019年11月8日に公表した業績予想を据え置いている。