イーエムシステムズ<4820>は28日、2020年3月期通期(2019年4月〜2020年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.8%増の140.23億円、営業利益が同39.6%減の15.83億円、経常利益が同32.9%減の21.79億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.3%減の13.93億円となった。



調剤システム事業及びその関連事業については、薬局チェーン店へのアプローチ強化、OEM供給等による販売チャネルの拡大を引き続き行い、システム販売件数、課金売上ともに順調に増加したことから、売上高・営業利益とも計画を達成した。



医科システム事業及びその関連事業については、全国的な販売チャネルの拡充を図るべく、クリニックの市場開拓をWebマーケティングを活用し幅広くアプローチした。顧客数の着実な増加により、課金売上は順調に伸びているが、顧客に負担の少ない販売価格でシステムを提供したことにより、営業利益は減少した。



介護/福祉システム事業については、販売スキームの再編成、今後の成長をはかる体制を構築し、その他の事業については、今後の医療業界の発展に貢献すべく、電子処方箋の実現、EHR※に関する研究開発や実証事業に積極的に取り組んだ。

※Electronic Health Record



2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が100.92億円、営業利益が11.27億円、経常利益が15.56億円、親会社株主に帰属する当期純利益が10.82億円を予想している。

同社は2020年度より決算期を3月31日から12月31日に変更することを予定しており、決算期変更の経過期間となる2020年12月期の連結業績予想については同社並びに3月決算の国内子会社は4月から12月の9ヶ月間を、12月決算の海外子会社は1月から12月の12ヶ月間を連結対象期間としている。このため、通期の対前期増減率については記載していない。