コネクシオ<9422>は4月30日、2020年3月期(19年4月-20年3月)決算を発表した。

売上高が前期比20.8%減の2,090.05億円、営業利益が同0.5%増の103.30億円、経常利益が同0.2%減の105.15億円、当期純利益が同1.1%増の70.00億円となった。

第4四半期には新型コロナウイルス感染症が拡大する中、緊急事態で業務を継続する従業員に対して特別賞与を計上したことで販売管理費が増加したが、独自収益の伸長と端末の販売単価が改善したことで営業利益は9期連続、当期純利益は8期連続の増益を達成した。



コンシューマ事業の売上高は前期比21.6%減の1,918.10億円、営業利益は同2.7%減の131.96億円となった。独自収益は伸長したものの、改正「電気通信事業法」施行による端末価格の上昇及び消費税増税の影響による販売台数の減少を補いきれず減益となった。キャリア認定ショップは、スマホ教室の開催を通じた顧客接点の強化を図るとともに、スマホ教室を発展させ「学びの空間」をコンセプトとしたショップをオープンすることで、多様化するニーズを見据え、新たなサービスを提供した。また、ショップにおいて、来店予約枠の拡大とオペレーション改善により、顧客の待ち時間を短縮するとともに顧客満足度の向上に取り組んだ。



法人事業の売上高は前期比11.1%減の171.94億円、営業利益は同75.4%増の17.14億円となった。販売台数は減少したものの、モバイルヘルプデスクの導入社数の増加や企業の「働き方改革」を推進するモバイルソリューションを積極展開し、収益が伸長した。IoTソリューションは、エッジコンピューティング・ゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」を軸に、既にリリースしている各種サービスの実証実験・本格導入の実績を積み上げるとともに、「5G」到来を見据え、知見の蓄積とソリューション商材の販売チャネル構築に努めた。



2021年3月期通期の業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響は不透明であり、今後の状況変化を見極めつつ、一定の整理ができ次第、速やかに開示するとしている。