橋本総業ホールディングス<7570>は8日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比3.7%増の1,378.15億円、営業利益が同17.6%増の29.19億円、経常利益が同16.4%増の31.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.4%増の21.17億円となった。



管材類の売上高は前期比1.5%減の422.43億円となった。住宅分野では、消費税増税による駆け込み需要の反動により、新築住宅着工及びリフォーム需要が減少した。非住宅分野も設備投資需要及び大型案件の需要が減少したことにより、管材類の需要が減少した。また、当第3四半期以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により住宅設備機器類及び空調機器類の商品供給に遅れが生じたことに伴い各現場の工期が遅延した結果、管材類の出荷も減少した。



衛生陶器・金具類の売上高は前期比5.0%増の399.55億円となった。上期は消費税増税前の需要の増加及び新商品発売による需要の増加により前年同期を上回る状況だった。下期は第3四半期以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により商品の安定供給が困難な状況となった。



住宅設備機器類の売上高は前期比4.7%増の226.27億円となった。給湯機器分野の需要は、全体としては前期並みに推移した。非住宅物件の需要が堅調に推移したことにより、業務用給湯器の需要が好転し、住宅物件ではエコキュートの取替需要が好調に推移した。キッチン設備分野の需要は、上期に消費税増税前の需要が高まったが、下期の第3四半期以降は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により商品の安定供給が困難になり、需要が大きく減少した。



空調・ポンプの売上高は前期比8.1%増の312.51億円となった。空調機器類の需要は上期は好調に推移したものの下期は減少したため、全体としては前期並みに推移した。住宅用空調機器は高機能型ルームエアコンの需要が増加し、寒冷地域では暖房用としての需要が増加した。業務用空調機、汎用ポンプ、家庭用ポンプともに堅調に推移した。換気扇の需要は住宅竣工件数とほぼ連動し、前期を下回ったが、一方で浴室暖房乾燥機は伸長した。



2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.1%増の1,380.00億円、営業利益が同2.8%増の30.00億円、経常利益が同0.5%増の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.9%増の22.00億円を見込んでいる。