コニシ<4956>は7月31日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.3%減の294.16億円、営業利益が同9.2%減の10.67億円、経常利益が同9.5%減の11.12億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同14.8%減の6.61億円となった。



ボンドの売上高は前年同期比9.7%減の108.02億円、営業利益は同20.8%減の6.85億円となった。一般家庭用分野は、コンビニエンスストア向けの売上は減少したが、ホームセンター向けの売上は増加した。住関連分野は、補修用シーリング材の売上は増加したが、新型コロナウイルスの影響により新設住宅着工戸数が減少し、内装工事用接着剤の売上は減少した。産業資材分野は、紙関連用途向けの水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤など、全体的に低調に推移し売上は減少した。



土木建設の売上高は前年同期比11.0%増の65.92億円、営業利益は同104.0%増の2.52億円となった。建築分野は、新型コロナウイルスの影響により各工事が中断したため、建築補修用や外壁はく落防止工法に使用する材料、建築用シーリング材の売上は減少した。土木分野は、表面保護・はく落防止工法、連続繊維シート補強工法が好調に推移し、売上は増加した。土木建設工事業は、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事が堅調に推移し、売上は増加した。



化成品の売上高は前年同期比10.9%減の119.58億円、営業利益は同39.5%減の0.80億円となった。化学工業分野は、樹脂原料の販売が低調だったものの、エタノール関連商材の売上が大きく増加した。自動車分野は、新型コロナウイルスの影響による自動車の世界的な需要減少で、車載電子部品に使用される商材が低調に推移し、売上は大きく減少した。また、電子電機分野、塗料分野も、売上は減少した。丸安産業は、前期まで低調に推移していたコンデンサ用商材が持ち直してきたことや、健康食品用原料が好調に推移したことにより売上は増加した。



その他の売上高は前年同期比5.6%減の0.62億円、営業利益は同24.0%減の0.47億円となった。



2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.8%増の1,390.00億円、営業利益が同0.9%増の71.80億円、経常利益が同0.2%増の72.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%増の46.20億円とする期初計画を据え置いている。