JBCCホールディングス<9889>は7月31日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.7%減の151.80億円、営業利益が同16.6%減の7.75億円、経常利益が同16.5%減の8.22億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.9%減の6.37億円となった。



情報ソリューション分野の売上高は前年同期比6.0%減の147.62億円となった。システム開発(SI)においては、複数プロジェクトのサービスインを円滑に進めることができた。また、業務改善アプリケーション開発案件等のNew SIビジネスも着実に伸長した。システムについては、Windows10への更新や保守停止に伴うIBMサーバー更新等の特別な需要が概ね一段落し、売上は前年対比で減少しているが、今後の注力分野である次世代プラットフォームの更新ビジネスについては堅調に推移した。



製品開発製造分野の売上高は前年同期比27.2%減の4.18億円となった。グループ独自のソフトウェアであるJBソフトウェアは、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受けた一方で、オービックビジネスコンサルタントとの協業においては、同社の「奉行クラウド」とオンプレミスシステムとのデータ連携を自動実行できる「奉行クラウド自動実行エージェント」のリリースを行い、今後のビジネス拡大への布石としている。製造業向け生産管理システム「R-PiCS」は、新型コロナウイルス感染症拡大により製造業の顧客のプロジェクト開始時期の見直しや投資予算の凍結等の影響が出てきている。ハードウェアは、主力のインパクトプリンターの需要は縮小傾向にあり、計画通りの減少となった。



2021年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比13.9%減(前回予想比2.7%増)の565.00億円、営業利益が同36.4%減(同29.4%増)の22.00億円、経常利益が同37.6%減(同28.6%増)の22.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.1%減(同30.4%増)の15.00億円としている。



また、2021年3月期の配当予想についても、中間配当予想を1株当たり26円(前回予想は16円)に、年間配当予想を42円(同32円)に修正した。