30日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比37.64ポイント(1.33%)高の2860.08ポイントと続伸した(上海A株指数は1.34%高の2997.83ポイント)。



米株高を好感した買いが継続する流れ。コロナ治療薬の開発や景気対策に対する期待から買いが広がった。中国国家統計局と中国物流購入連合会がこの日発表した2020年4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.8で着地。2カ月連続で節目の50を上回ったものの、前月実績(52.0)から1.2ポイント低下した。市場予想(51.0)をやや下回っている。一方、同月の非製造業PMIは53.2という結果。前月実績(52.3)と市場予想(52.5)を上回っている。



セクター別では開発区運営企業が高い。開発区では上海金橋輸出加工区開発(600639/SH)が9.3%高、北京電子城高科技集団(600658/SH)と上海市北高新(600604/SH)はいずれもストップ高した。電子部品、船舶製造、ITなども買われている。半導体メーカーの晶方科技(603005/SH)が6.8%高、船舶事業の中国船舶工業(600150/SH)が2.2%高と値を上げた。前日に開かれた中国共産党中央政治局常務委員会会議で、湖北省の経済・社会の発展を支援する政策が打ち出されたことから、同省の関連株も買われている。



半面、医療、食品株などは安い。医療機器の山東新華医療器械(60058/SH)が4.6%、酵母製造の安キ酵母(600298/SH)が2.9%ずつ下落した。



一方、外貨建てB株相場は上昇。上海B株指数が4.29ポイント(2.03%)高の215.28ポイント、深センB株指数が9.54ポイント(1.16%)高の833.27ポイントで終了した。



なお、香港市場は休場(4月30日仏誕節、5月1日メーデーで休場)、本土市場はメーデーにより5月1〜5日が休場となる。



亜州リサーチ(株)