亡き父へ初代王者誓う 女子プロボクサー矢吹純(浅川出身)

亡き父へ初代王者誓う 女子プロボクサー矢吹純(浅川出身)

 浅川町出身の女子プロボクサー矢吹純(26)=白河旭高卒、東京都・協栄所属=は20日、東京都の後楽園ホールで日本女子ミニフライ級の初代王者を決めるタイトルマッチのリングに上がる。リングネームは「あしたのジュン」。剣道の実業団選手から転じ、4年余りで国内トップランカーに駆け上がった。「亡き父にベルトを見せる」と誓っている。 剣道で培った強靱(きょうじん)な足腰を生かしたフットワークを駆使するサウスポーだ。2014(平成26)年9月にプロテストに合格すると、デビュー戦から7戦全勝し、今年7月の王者決定トーナメント準決勝に勝利して決勝進出を果たした。決勝の舞台は後楽園ホール。デビューから負けなしの小村楓香(20)=大阪府・グリーンツダ所属=とグローブを交える。■20日、東京でタイトル戦 厳しいトレーニングを乗り越えられた原動力の一つに、2015年4月に52歳で亡くなった父寿美さんの存在がある。 剣道の大会で優勝した時以外は、ほとんど褒められることはなかったという。だが、遠征や大会には決まって駆け付けた。厳格だったが、父の期待に応えようと竹刀を握った。 幼稚園で始めた剣道は、2011年に勤め先の実業団チームの選手として茨城県実業団剣道大会の個人戦を制するまでに実力を高めた。より厳しい戦いの世界に身を置きたいと2013年9月に名だたる世界王者を輩出してきた協栄ボクシングジムの門をたたいた。 不安と迷いはあった。翌年11月のデビュー戦をTKOで制した姿を誰よりも喜ぶ父を見て、「この道を歩む」と決めた。心の支えだった寿美さんが闘病の末にこの世を去ったのは、その半年後だった。 初代王者となって天国の父に笑顔を届けたい−。決戦に向けて気合は高まるばかりだ。    ◇   ◇ 塙町に住む母恵子さん(59)をはじめ地元のスポンサーや恩師らが決勝会場で応援する。 支援する大椙食品(棚倉町)の大椙広社長(33)は白河旭高剣道部OBというつながり。「後輩に初タイトルを取ってもらいたい」と期待する。 同校剣道部監督として指導に当たった有賀久芳さん(52)=安積高教=は「自分の輝ける場所で頑張ってほしい」とエールを送っている。 試合チケットなどの問い合わせは協栄ボクシングジム 電話03(6273)2117へ。

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