東京電力福島第一原発事故による風評の払拭(ふっしょく)と記憶の風化防止を目的に東京・銀座のビル街につるされていた伊達市特産のあんぽ柿が十五日、収穫された。


 伊達市と伊達市農林業振興公社が首都圏の消費者にあんぽ柿の熟成過程を見てもらおうと昨年十二月四日に皮をむき、紙パルプ会館前につるした。NPO法人銀座ミツバチプロジェクトが協力した。

 あんぽ柿約三百八十個はビル風を受けて乾燥し熟成具合は申し分なく、伊達市梁川町の生産者らが取り込んだ。須田博行市長はあいさつで「銀座と伊達がワンチームで作ったあんぽ柿。より多くの人に知ってもらいたい」と述べた。

 同プロジェクトの田中淳夫理事長や亀岡偉民文部科学副大臣兼内閣府副大臣(自民、衆院比例東北)らが駆け付けた。交流会では、あんぽ柿を使った料理などを味わった。