サッカー選手が動画に登場し、狭い所で取り組める運動や、新型コロナウイルス感染を防ぐ注意点を教える。国内外での広がりを受け、自宅で過ごす時間が増えた人に向けて日本サッカー協会(JFA)がインターネットで配信する。

 「いま、スポーツにできること」と銘打って始まった。スペインにいる香川真司さんと岡崎慎司さんは、短いパスを交わしながら遊ぶ、しり取りを紹介している。手洗い、うがいの正しい方法を伝える選手もいる。チーム練習がままならない県内の子どもたちは画面を見て試す。

 東京都文京区に事務局を構えるJFAは二月下旬から在宅勤務を取り入れ、予防に努めた。それでも感染症は世界にはびこり、海外出張から戻った田嶋[たしま]幸三会長は陽性の診断を受けた。大会の中止や延期が相次ぎ、J3福島ユナイテッドFC、JFLいわきFCは開幕戦を迎えられない。

 香川さん、岡崎さんは、スペインのリーグ戦が中断しているため、そろって撮影に臨んだ。「家で楽しいことを見つけてほしい」と明るく呼び掛ける。四月初旬まで連日、新しい映像が加わる。不安を抱く児童や生徒を気遣う姿は、支え合いの大切さを感じさせる。