二十六日に出発式典が行われるJヴィレッジ(楢葉・広野町)では、会場の9番ピッチにステージが設置され、聖火リレーに向けた準備が整いつつある。二十三日、設営スタッフらが音響設備の確認などを行った。

 運営会社の職員ら約三十人が会場周辺やリレーのコース沿いで、草刈りやごみ拾いに励んだ。職員は「聖火リレーを取り巻く状況は日々変わっているが、自分たちにできることをして本番に備えたい」と力を込めた。

 南相馬市では二十六日、相馬野馬追の騎馬武者が聖火ランナーの先導役を務める予定だったが、大会組織委員会から大勢の人が密集しないよう要請があり、中止を決めた。

 星高光市民生活部長は「直前になっての延期や中止の発表は大きな痛手。IOCや大会組織委員会は各自治体の置かれた状況を考えてほしい」と求めた。