新型コロナウイルス感染拡大防止のための一斉休校を巡り、県教委は県立校と公立小中学校の教育活動を四月一日から再開する方針を固めた。多くの公立小中学校と県立特別支援学校は四月六日、県立高校は四月八日にそれぞれ始業式や入学式を例年通り行い、授業を再開する見通し。

 二十四日に文部科学省が公表した学校再開ガイドラインを踏まえ、県教委が同日、県立校や市町村教委に再開方針を通知した。市町村教委は県教委の方針を受け、再開時期を判断する。県立校は一日から部活動や委員会などの課外活動を始める。

 感染拡大防止のために、毎朝の検温や手洗い、マスク着用を促す。定期的に教室を換気し、ドアノブなどの消毒を徹底する。入学式は予定通り実施するが、感染予防のために式典時間の短縮や出席者数を制限するなど規模の縮小を求める。

 再開方針は、鈴木淳一教育長が二十四日の県対策本部員会議で示した。会議後、県感染症対策アドバイザーを務める福島医大感染制御学講座の金光敬二教授は「再開した学校では、感染者の早期把握と対応が欠かせない」と指摘した。