東京・永田町の自民党本部で二十五日、飯舘村長泥地区で栽培された花の展示が始まった。

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染で発生した除去土壌の再生利用実証事業の一環として栽培されたトルコギキョウとストックで、党本部玄関に飾られた。再生利用に対する理解の醸成、風評被害の払拭(ふっしょく)、復興状況の発信を目的に企画した。

 花卉(かき)栽培の実証事業に関するパネルも設置した。国の基準を下回る除去土壌の上にきれいな土を盛って栽培している現状、小泉進次郎環境相の視察の様子などを紹介している。

 自民、公明両党は再生利用事業で栽培された作物の活用を模索していく方針で、この日は飯舘の花を囲んで両党幹部らによる撮影会が開かれた。自民の二階俊博幹事長は「福島の復興は自公でしっかりと取り組む」とあいさつし、公明の斉藤鉄夫幹事長は「飯舘の花は福島復興のシンボルだ」と強調した。

 自民党県連を代表し亀岡偉民文部科学副大臣(衆院比例東北)は「来年の復興五輪で飯舘の花が使われるよう頑張りたい」とあいさつした。森雅子法相(参院福島選挙区)、菅家一郎復興副大臣(衆院福島4区)、上杉謙太郎衆院議員(比例東北)も出席した。