東京五輪・パラリンピックでガーナのホストタウンになっている猪苗代町は、ガーナとの友好を形にして迎えようと、町出身の写真家野口勝宏さんが撮影した「福島の花」を使った花アートに取り組む。町内の小中高生らが協力して大きな作品を完成させ、町内のイベントなどで活用して来年に延期になった東京五輪・パラリンピックの機運を盛り上げる。

 花アートは、磐梯山や猪苗代湖などをデザインした縦二メートル、横四メートルの大型台紙に、野口さんの代表作品「福島の花」の一つ一つの花をプリントしたシールを貼って完成させる。

 場所ごとに同じ系統の色の花を集めて貼ることで、遠くからは風景に見え、近くからはたくさんの花で飾られていると分かる仕組み。大型台紙とシールは防水加工されており、屋外でも飾ることができる。

 花のシールは二十五種類、計千五百枚用意しており、町内の全小中高生らが貼っていく予定。町内の各校に協力を呼び掛け、八月から十月まで実施する見込み。秋に町内で繰り広げられる、学校を壁画で彩る「ウォールアートフェスティバル」での展示を目指す。JR猪苗代駅にも展示する予定。