郡山市の情報通信業ウェブレッジは三十日、市内西田町の廃校に設置している研究拠点で、省エネ生活でもIoT(モノのインターネット)などを効果的に利用できるかを検証するサービスを始めた。新型コロナウイルスの影響でテレワークの推奨など働き方が見直される中、佐藤保社長は「コロナ禍を機に、エコでスマートな地方での暮らしが注目されれば」と話す。

 検証に使うのは、太陽光発電により電力を自給自足するトレーラーハウス。蓄電池を設置し、夜も活動できる。トイレやシャワー、簡易調理場を設けている。スマートフォンやインターネットに接続して使う「スマート家電」を、電力や広さなどに制限がある環境で問題なく使用できるかを検証する。

 同社が持つ検証技術を活用する。温度や湿度、騒音のデータを集めるほか、室内にいる人間の視線や表情、心拍を計り、快適に作業できているかを調べる。

 首都圏や関西圏の製造業、テレワークの導入を検討している事業者らから検証の依頼を受けている。ウェブレッジの社員や事業者の社員が実際に作業し、効果や課題を確認する。