宿泊客と住民つなぐゲストハウス 郡山・磐梯熱海に交流の場

宿泊客と住民つなぐゲストハウス 郡山・磐梯熱海に交流の場

 温泉に漬かり、バーで日本酒の飲み比べを楽しむ。帰りたくない気分なら泊まっちゃえばいい。そんな夜を過ごせるのが、郡山市のJR磐梯熱海駅前に4月、オープンしたゲストハウス「湯kori(ゆこり)」だ。老舗温泉旅館「小松屋旅館」を改装し、バーとカフェを併設した。宿泊客と地元住民をつなぐ交流の場としてにぎわいを見せている。
 オーナーの渡部景秋さん(43)=西会津町出身=は、アパレル会社勤務から転身。ゲストハウスを渡り歩くのが趣味で、その経営を手掛けることにした。「より人とのつながりが強い仕事がしたい」との思いもあった。
 小松屋旅館にはこれまで何度か足を運んでいた。同旅館は震災後、復興関係業者の宿泊地として貸し出されていたが、その後は経営者の高齢化で日帰り入浴のみの営業が行われていたという。
 「知る人ぞ知る旅館という感じで、しゃれすぎず、ゆっくり温泉に入れる印象だった」  オープンしたゲストハウスでは、源泉掛け流しの温泉が出る二つの湯船がほとんど当時のまま。客間は広めのドミトリールーム(相部屋)をはじめ、寝具や小物にもこだわり複数人で宿泊できるおしゃれな部屋に改装した。
 磐梯熱海は、郡山方面と会津方面を結ぶ中継地点として、旅行やツーリングの途中で訪れる人が多い。「県中地域の魅力を伝える拠点にしたい」。
 バーでは、県中地方の酒蔵を中心に約40種類の日本酒をそろえ、3種類を飲み比べることができるセットもある。宿泊客だけではなく、地元住民も気軽に立ち寄れる場所になった。今後は、屋上を活用したイベントも考えている。「楽しんでもらえることを考えることが楽しい」。新しい風が老舗温泉街の魅力を膨らませている。
 日帰り入浴は500円で、午前10時〜午後4時(水曜日は同8時)。カフェは午前10時〜午後4時。バーは午後5時〜同10時。問い合わせは同施設(電話024・984・3811)へ。


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