14日に発表された球界の発展に貢献した人などをたたえる「野球殿堂」で、特別表彰候補者10人に選出されていた福島市出身の作曲家古関裕而は殿堂入りを逃した。殿堂入りに取り組んでいる市は次回の殿堂入りに向け今後も活動を続けるという。
 古関の殿堂入りを巡っては、2018年に市と関係団体が「実現する会」(会長・木幡浩市長)を設立。昨年10月に2度目の推薦書を提出し、特別表彰候補者に新たに名を連ねた。古関は「栄冠は君に輝く」やプロ野球巨人の球団歌「闘魂こめて」など多くの野球関連の歌を作曲している。
 市関係者らは同日、殿堂入りに備え古関裕而記念館でセレモニーを予定していたが、一様に肩を落とした。木幡市長は「大変残念だが、今年は朝ドラ、五輪など古関イヤーを迎える。功績を広く発信し、殿堂入り実現に活動する」と意気込んだ。
 本県関係の候補者はエキスパート表彰の元横浜DeNA監督中畑清氏(矢吹町出身)、プレーヤー表彰の福島レッドホープス監督岩村明憲氏も選ばれなかった。