県教委は12日、新制度で行われる県立高校入試前期選抜の特色選抜と、一般選抜を含む学科全体の志願倍率を発表した。学科全体の志願倍率は募集定員に占める志願者の実人数で算出し福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の担い手を育成する平工・土木環境工学が1.65倍で最高倍率となった。普通科は郡山が1.43倍で最も高く、安積が1.31倍、福島が1.28倍、磐城と会津が1.02倍。
 前期選抜は全日制79校161学科・コースに1万2497人が志願し、倍率は0.95倍となった。全体の67%に当たる108学科・コースは定員割れした。
 特色選抜は従来の1期選抜(自己推薦)を継承し、一般選抜は特色選抜で志願した高校の別の学科にも併願可能で、従来の2期選抜に相当する。いずれも全員に学力検査を課す。
 特色選抜は各校が「志願してほしい生徒像」を示しており、資格の取得や部活動の実績など中学時代の活動が評価される。倍率(総合学科を除く)は磐城桜が丘・普通の2.17倍が最も高く、郡山・英語が2.13倍、白河実・機械が2.00倍。
 一般選抜は特色選抜と地元の中学生を優先的に受け入れる連携型選抜の合格者数を差し引いた人数が定員となる。
 定員が現時点で確定していないため、学科全体の志願倍率を出した。
 県教委は13〜17日、1人1回に限って出願先変更を受け付け、17日に最終倍率を確定する。前期選抜の学力検査は3月4日に行われる。合格発表は同16日。