福島県内は20日、強風の影響で列車に運休や遅れが相次いだ。JR東日本福島支店によると、各地で風速が速度規制値を超えたため、断続的に運転見合わせや速度規制を実施、東北、奥羽、常磐各線で計195本が運休、39本に遅れが出た。
 東北線は強風のため福島―白石駅(宮城県)間で始発から終日運転を見合わせた。郡山―福島駅間上下線は一時運転を見合わせた。
 奥羽線では東北新幹線の遅れの影響で福島―新庄駅間(山形県)で運休や遅延が発生した。
 常磐線でも始発から強風のためいわき―仙台駅間で終日運転を見合わせた。いわき市のJRいわき駅で運休を知った堺市の公務員男性(27)は、常磐線で双葉郡の被災地などを巡ろうと思っていたといい、「全面再開した常磐線で被災地の現状を見たいと思ったが行けずに残念。この連休中にまた行きたい」と話した。
 東北新幹線も強風などの影響でダイヤが乱れた。同日午前7時40分ごろ、宮城県内の白石蔵王―仙台駅間で風速計が規制値となり、東京―盛岡駅間上下線で一時運転を見合わせた。30分後に全面再開したが宮城県内の仙台―白石蔵王駅間の上り線の架線にビニール片が付着しているのを発見。ビニール片を回収し午前10時10分に運転を再開した。その後も青森県や岩手県内の架線にビニール片が付着していることから点検を行い一時運転を見合わせた。