県は30日、2019年度に実施した県産農林水産物の放射性物質検査結果を公表した。食品の基準値(1キロ当たり一般食品100ベクレル、牛乳50ベクレル)を下回ったのは穀類と海産物が5年連続、内水面養殖の水産物と野菜・果実、栽培の山菜・きのこ類が7年連続、原乳が8年連続、肉類と蜂蜜が9年連続となった。
 475品目のうち、国による出荷制限が指示されているイワナとヤマメを除く473品目が基準値を下回った。検査件数は1万5760件で、食品は1万5099件(牧草と飼料作物除く)。このうち基準値超えは伊達、田村両市の阿武隈川水系で採取されたイワナとヤマメの4点で、放射性セシウム濃度は1キロ当たり110〜360ベクレルだった。
 県は「今後も消費者に安全・安心を伝えることが必要であり、検査を進める」(環境保全農業課)としている。検査結果は県ホームページに掲載されている。